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鼠ピルグリムグドン(異形耳) 概要 分類:ピルグリムグドン 傾向:技重視 サイズ:小柄(0.5~1m) 説明文(公式) ピルグリムがグドンと共生・融合した新種「ピルグリムグドン」です。 これは鼠グドンとの融合種で、極端に肥大化した耳を持ち、それを翼代わりにして飛びながら攻撃します。 ピルグリムグドンは、グドン並の知性と自我を変わらず持ち続けています。 特徴(プレイヤー視点)
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どこまでも、どこまでも続く、高さは天まで、幅は永劫とも思える巨大な本棚 その巨大な本棚の全ての棚に、余すところなく懸架された書籍 懸架される書籍は、あらゆる生命の営みを反映し、無限に紡がれ、納められる 魂の記録と言い表すことも出来る書籍と、魂が紡ぎだした物語 永劫の彼方まで並び、続き、そして広がる。数多の魂と旋律をその内に蓄える その場所は、存在を知る者からは、永劫図書館と呼ばれていた 巨大な迷路の如き書架の陰から、姿を現すモノがいる。 それは、物語にもなれず、現実にもなれず、書架に掲げられた書物の旋律から零れ落ちたモノ。 永劫図書館の主はこれを、焼きの足りない肉の如くに読むに耐えない物語、「生焼けの寓話(グリム・レア)」と名付けていた。 グリム・レアは、書架の海を渡り、書架の山を越える。 自身を物語として、あるいは現実として、己を確固たる存在とするために徘徊する。 まるでこの書架の渓谷の彼方に、自らを定義し存在を誇れる場所が存在すると、信じているかのように。 幾重かの断片を取り込み、さらに肥大の一途を辿るグリム・レア。 従来であれば、ここまで大きくなる前に、永劫図書館の中を闊歩する寓話獏(グリム・イーター)により 捕食されるのだが、今はグリム・イーターは形を潜めている。 グリム・レアにとっては絶好の好機。 ―――と、なるはずであった。 表を、世界を、飽くことなく求め彷徨うグリム・レアの前に、前触れもなくソレは現れた。 グリム・レアよりも鮮やかに、だがしかして鈍色に輝く、鋼鉄の具足 鈍く輝きながらも、確かな力の所在を感じさせる、黒金の籠手 装飾などはないものの、それでもなお荘厳さを感じさせる、白金の鎧 雄雄しく吼え猛る魔獣を象った、視る者を慄かせる、白亜の兜 翼竜の片翼の如き、人の手に拠る物とは思えない形状の、瑪瑙色の剣 およそ図書館には似つかわしくない、刻々とその色を変える甲冑に身を包んだ騎士の推参。 世界にならんとする寓話の成れの果ての前に、寓話より零れ出たかの如き騎士が立塞がる。 グリム・レアは吼える。 自由を、世界を、自分を求めて、只管猛る。 騎士は正眼にて構える。 煌く刃は、相対するものの世界を否定する。 先に動いたのはグリム・レア。 軟体生物のような姿を、取り込んだ断片に記載された虎のような姿に変えて、鋭い牙で噛殺さんと飛び掛る。 だが、機に先んじたのは騎士。 硬く握り締めた拳が飛来するグリム・レアの鼻っ柱を真正面から捕らえ、グリム・リア虎の顔面を叩き潰す。 永劫にも等しい時間の中でグリム・レアを捕食してきたグリム・イーターに比べれば、騎士がグリム・レアと 相対し屠り続けてきた二年という歳月は、比べるべくもないほどにささやかな時間。 だがしかし、騎士の戦闘能力は、常在戦場とも言える永劫図書館の奥地で異形との戦いを繰り返すことで、 魔神の胚より与えられた尋常ならざる巨大な力を扱えるほどに成長しており、寓話の断片の寄せ集め程度など 歯牙にもかけないだけの実力を備えている。 顔面を醜く潰されたグリム・リアは態勢を立て直すと共にその身と主体を変化させ、次は翼なき龍へと変貌。 龍の咆哮が、騎士を巻き込み、局所的に世界を塗り替える。 グリム・リアと騎士が相対する世界は、青一色に染まる。 そこは、海面も海底もない、唯そこには海しかない世界。 龍の咆哮は誇らしげに海を揺らし―――次に、驚愕、絶望、恐怖に啼く。 自分にとって最適最高の局所世界であるはずの海しかない世界が、飛び込む機を狙いすまし大きく振り放った、 騎士の渾身の一刀により、十戒の如く真っ二つに割れゆく光景を見てつけられれば、無理もないことではある。 海しかない世界は、その世界の主諸共両断され、消滅を余儀なくされる。 元の書架の渓谷には、騎士が一人残るのみ。 ―――※――― 「お帰りなさい、ご苦労様。今日も只飯喰らいにならずに済んで、良かったですわね」 「うっさいわ! くっそ~、あと少し、とっととチャラにして帰ってやるわ!」 「さてさて、そう言い続けて早750日。あと少しだけれど、清算は何時になることやら……ふふふ」 永劫図書館(ビブリオティカ・アエテルヌム)の主、自称・唯の少女(アリス)は、手近にある砂時計を手繰り、 面白可笑しく微笑みながら、ヌイグルミの如くモコモコした物体を連れて、サロンに戻ってきた下宿人を出迎える。 「にしても、何処から来るのかも何処にあるかも分からん割に、何時見ても繁盛してんなぁ。一体どこから来るやら 知らんけども、さすがは何処にでもあって何処にもない場所、ってところか。ただし自称」 下宿人、もとい北神 静馬(きたがみ しずま)は、平穏そのもののサロンとそこに集まる半透明の来訪者を眺めつつ、 司書室の冷蔵庫から清涼飲料水を取り出しガブ飲みして戦闘の疲れを癒す。 全く下品な飲み方ね、と揶揄されるが何処吹く風、一気に飲み干し、アンダースローでゴミ箱へシュートイン。 ビンはからりと音を立て、ゴミ箱に飲み込まれる。 永劫図書館の所在については、事象の因果地平の彼方とも、此方と彼方の境目とも言われている。 図書館の名称については、アカシック・レコードだとか、地球の記憶などとも呼ばれる事がある。 憶測は何処まで合っているかは分からないが、イメージするところは皆だいたい同じなのだろう。 「お、そうだ。ほれチビ、グリム・レアのシッポだ。くえくえ~」 キュウキュウ♪と嬉しそうに鳴くのは、司書室で飼われているグリム・イーターの幼生。 見た目は女児が好みそうな、獏ともアリクイともつかない、もこもこなヌイグルミ、なのだが、 グァヴァッ! バグン! ばり、ぐしゃ、ぼり、むぐむぐ、キュ~~♪ 「実態はこんなもんだよなぁ……早く大きくなって母ちゃん楽にさせてやるんだぞ~」 この子グリム・イーターの両親は、静馬が図書館に厄介になる以前、グリム・レア捕食中に突如闖入した 『赤い鎧のデカブツ』にやられ、父は即死、母は生死の境に至るレベルの重症を負い今尚療養中とのこと。 母親には早く良くなって欲しいものである。 「よし、グリム・レアの出が収まったようならサロンに出るが、どうよ?」 「そうね……うん、問題なさそうね。見回りをお願いできるかしら。くれぐれも」 「品位を疑われるようなことはしないでくださいませね、だろ? 分かってるって」 「お客様から苦情が寄せられるようなら、折角減った砂時計の砂が増えることを肝に銘じてくださいませ。 それでは、宜しくお願い致します」 「あいよー。じゃ、行ってくるわ、オーナー殿」 ひらひらと手を振って司書室を出る静馬と、その後ろをちょこちょこと小走りについて行く子グリム・イーター。 この二年強、ほぼ毎日のように繰り返される光景。 ―――※――― エントランスからサロン、談話室、開架書庫の浅層、閉鎖書庫の施錠確認、そしてまたサロンへ。 永劫図書館に世話になって以来している日課のひとつが、来客の行きそうなエリアの検分である。 「にしても、もう二年か……チビもけっこうでかくなったもんなぁ」 頭を軽くなでてやると、キュウキュウ♪と応える子グリム・イーター。エサをあげてるからか、懐き具合がいいようだ。 あの日から二年。 エンブリオの爆発その他諸々に巻き込まれた衝撃で窓をぶち破って乱入した結果、明らかに笑ってない笑顔で、 修繕費及び治療費を労働で払うようアリスから要求された。 対価の消費度を示す砂時計の砂が落ちきるまでは働くよう言いつけられてから、二年の年月をここで過ごした、 という事でもある。それなりに起伏のある日常ではあった。 「改めて思うが……オレもうハタチなんだよなぁ。元の世界に居たままなら、大学通って、サークルとか入って、 飲み屋でバカ騒ぎとか、してたんだろうか」 ほんの少しだけ、元の世界、元の日常が懐かしくなる。もしかしたらあったかもしれない、別の未来を思い描く。 キュウ?と首をかしげて子グリム・イーターが鳴く。 「はは、気がついたら歳食ってたなーって思っただけさ。気にすんなって」 サロンで接客不要の見回りをして、今日という日も過ぎてゆく。 ―――※――― そんな平凡な日が続いていた、ある日のこと。 今日という日も、日がな一日見回りだけで終わって、食費と宿代だけ砂時計に上乗せの一日になろうかと思っていた、 その矢先のこと。 司書室に戻ったとき、アリスは血相を変えて、それでも凛とした声を張り上げる。 「シズマ遅い! もっと早ければ楽に対処できたかもしれないのに!」 「いきなり何だぁ!? 事情も分からずにいきなり怒るな! 皺が増えるぞ!」 「黙らっしゃい! そんなことより―――、BBが、出たわ……!」 BB――Blockaded Black 魂の書籍の中、綴り手の抑圧された情念や怨念といった、特定の感情が限界まで凝り固まって生まれる、 グリム・レアの中でも特殊かつ強大な力を秘めた個体。 「真のグリム」手前まで至るも、断片の寄せ集めで在るが故に暴走した、断片の集合体。 アリスが唇を噛むのも頷ける。BBは―――相当に強い。 ただ力で上回れば勝てるような、唯のグリム・レアとは桁違いの力と世界を持っている。 「アレ、かぁ……けっこう厳しいんだよなぁ。つっても、しがない雇われ人の俺は立ち向かわざるを得ないのだが」 「行ってくれるの? 前にBBが出たとき惨敗したから、嫌だと言い出すものと思っていたけれど」 「どうせ嫌だといっても、ヤツの目の前に放り出すんだろ? だったら、腹括って当たって砕けろだ」 「……そう。それじゃあ、お願いするわね。奴はもう、相当な量の断片を食い散らかしているわ。覚悟なさいませ」 「おっけ。じゃ、行ってくるわ。チビ、アリスを頼むな」 キュウ! と威勢よく鳴く子グリム・イーターに見送られ、静馬は書架の深淵に臨む。 静馬はひたすらに、書架の谷間を全力で駆ける。 今ばかりは、触れてもすり抜けるだけだが遠慮はしていた意識体だけの客に、気を留める余裕はない。 アリスがあれだけのことを言うのだから、今回のBBは相当な量の断片を食い荒らしているのだろう。 アリスでも相対することは可能だが、彼女には来客を護るという、自分よりも重大な責務がある。 実体を持っている自分が来客に干渉しても何の影響もないが、来客がグリム・レアに食われれば、 当人の意識体は消滅するか、完全に乗っ取られてしまう。それはつまり魂の死、そのもの。 書架の深淵。 明らかに並のグリム・レアが放つものよりも圧倒的で重苦しく、そして吐き気がするほど粘っこい波動が奔る。 「はっは……マジかこれ。ちょおっとばっかし、きっびしぃんじゃ、ねぇの?」 以前大敗したBBよりも、肌身に感じる圧倒的かつ強大な波動。冷や汗すら止めるほどに恐ろしいものがある。 静馬は抵抗する間も無く、BBが生み出す局所世界に飲み込まれる。 ―――※――― 「……こ、こは?」 ぱっと見、元の世界に戻ってきたかのような、目に非常になじむ光景が目に飛び込んでくる。 辺りを振り返れば、夜の暗さに包まれていることを除けば、二年程前まで頻繁に見ていた風景に似ている。 「学校、か? それにしてもこのリアリティ、さすがはBBか……うぉあぁ!?」 響く銃声、弾ける弾丸、抉られる目の前のコンクリ壁。 目の端にマズルフラッシュが見えてなかったら、間違いなく脳天に風穴が開いていた。 慌てて手近な部屋……男子トイレなのが難なのだが、とりあえず身を隠して様子を伺う。 より近くに女子トイレがあったのだが、このBBの生み主は女子トイレに入ったことがないのだろう、精巧に出来た 騙し絵のような書割が入り口にあり、部屋そのものは埋まっている。 他のディティールがどれほど完璧でも、局所世界の発現に巻き込んだ討ち手以外の「知らないモノ」は 世界の内に再現できない、というのは通常のグリム・レアと同じようだ。 「にしても、いきなり銃撃ってくる、っつーのは流石に洒落になってなくね?」 これまでのグリム・レア戦は、未知生命体やらゲームで見たような化け物共とのガチの斬り合い殴り合いが ほぼ全てであったため、よもやいきなり近現代兵器である銃で撃たれるとは思っていなかった。 だが、警戒心が足りないと言われれば、それまでの言い訳でしかない。 現にここで、一発いいとこに貰って御陀仏しようものなら、アリスやチビに申し訳が立たない。 改めて気を引き締め、敵方の出方を伺う。ロケーションが男子トイレなのは締まらないが、この際仕方ない。 リノリウム張りの廊下を、かつーん、かつーん、よく響く足音を立てて、敵が歩いてくるのが聞こえる。 現状から分かったBBの特徴について、余裕があるうちに整理しておこう。 銃を使う、学校、女子トイレの中を知らない、ということは、つまりこのBBの生み主は、比較的最近に生まれた 男子学生ということに他ならない。 これまでの傾向では、古い書物の階層から沸いたグリム・レアほど熟成が進み強力であることが多かったが、 単体で突出した力を秘めているBBに、発生階層の新古の傾向は適用されないらしい。 「さぁ出てこい! 深夜の学校に巣食う、悪しき魔物め!」 意気揚々と叫ぶ声は、声変わり前後の男子学生。ほぼ予想通り。 (なるほどね。夜の学校、魔物、このシチュエーション……どうやら、学校の怪談ってところかね) だったら……物の験しだ。 少なくとも話の出来る人間がベースであることは間違いない。ちょっと問答でもしてみるか? まずは軽く挑発。 『逃げる魔物』の常道に従うのも、『おはなし』をスムーズに進めるのには必要だ。 「嫌だ、と言ったら……どうする?」 「だったら、出てきたくなるようにするまでさ!」 そう言うと、奴さんは銃を構え、声のするほうからこちらにアタリをつけて、銃口を向ける。 「術式展開、爆裂貫通術式封入―――、疾れ、『刺し穿ち砕く鋼鉄の徹甲弾 ゲイボルク・バレット 』!」 ク・ホリンだったか?が携える魔鎗(*1)の名を与えられた弾丸は、女子トイレの書割ごと男子トイレの壁を爆砕し、 そのまま屋外まで突き抜ける。 「一撃で相手に30の傷を負わせる」というのが神話に名高いゲイボルクが持つ特性のはずなのだが、何故に特性を踏まえた 散弾や炸裂弾ではなく、貫通性能重視の弾丸なのか全くもって理解できない。(*2) さらに言えば、竜槍で下り飛竜的な何かでもない。これはどうでもいいことか。 流石に煽ったのは失策だったか、立て篭もりに意味はないと即決した静馬は廊下へ飛び出し、弾丸の主と向き合う。 弾丸の主は、未知生命体にグリム・レアと(ついでに言えば静馬自身とも)同じ、自然界には有り得ない赤い瞳を 無駄に伸びた前髪で半分隠し(鬱陶しくないのだろうか?)、自分は見たこともない型だがおそらく生み主はほぼ毎日 着ているであろう制服と思しき服装の上に、これまた無駄にボロっちぃ黒マントを羽織っている。 ちょっぴり、嫌な予感がした。 「やっと姿を現したな、学校に巣食う魔物」 そう言いながら、両腕を振るう。マントが大きく翻り、隠れていた衣服を見せ付ける。 腰には、これまた無駄にでかいホルスターやら予備弾槽が入っていると思しきポシェットが付いた、極太ベルト。 握り拳での打撃力強化を目的とした金属板をパンチングした、ゴツめの指貫グローブを嵌めた手には、 先ほどの弾丸の発射元、開口した龍の頭部を模った装飾を施した、やはり無駄に派手で大振りな銃が握られている。 指は引き金から外れることはなく、安全装置はとっくの昔に解除済みだろう。あるかも怪しいが。 嫌な予感は、増大する。 「おいおい、どう見てもおまいさんと同じ人間……(って言っていいのか?)だろ?」 とりあえずお付き合い。自分の身姿をアピールする。 人に化けた魔物としては、王道的なセリフだろう。 その言葉を聴いた少年は、空いた左手を、手の甲をこちらに向けつつ顔の前にかざし、意味があるのかどうかは この際横に置いといて、必要以上に、しつこい位に左目をアピールする。前髪で隠れていることなどお構い無し。 「うん、人に化けた魔物はみんなそう言うんだ。でもね、そんなのは無駄さ。そんな嘘だって、僕の持つ 『真理眼 レフトアイ=ヴィジョン・オブ・トゥルース 』を誤魔化すことなどできやしないのさ!」 そのとき静馬に電流奔る―――!! まるで幼少期にかかったことのない麻疹や水疱瘡に、中高生になってようやく、今更のように罹患したかのような、 出来れば今後の付き合いは一切御勘弁被りたい感覚。 今目の前に『ある』のは、オトコノコならほぼほぼ罹患するであろう病気、そのものでは……なかろうか。 頭痛が痛い。 誤用である事は重々承知だが、今の自分の心境を表すには、きっとこれが一番しっくりくるフレーズだろう。 (うぉぁ……こいつはヤクいわぁ……) 後頭部から広がる鈍痛に頭を抱える静馬を見て、奇抜な装束の少年が声をかける。 「どうしたんだい? まさか、まだ自分が人間だって言い張るのかい?」 ……いかん、そういう筋書きの『おはなし』なんだと理解しても、今のはちょっとばっかりカチンと来た。 「人間だから見逃してくれ、なんて言っても無駄だよ? さっきも言ったけど、僕の真理眼は、もう君を捕らえた。 この先どこまで逃げようとも、君は僕から逃げることは出来ない。そう―――」 こっちの心情を知ってか知らずか、何やらいそいそととマントを翻し、無駄に豪快かつアクロバティックな 仕草の後に、ずびしぃ!と銃口をこちらに向けてくる。 幼少のころ、なんでマスクドライダーの変身動作中に戦闘員が襲わないのか、疑念を抱いたことがある。 襲わない理由は「そういう約束事だから」「そういう脚本だから」「そうする必要があればそうするが、普段は 変身バンクによる場面転換と正義の逆転劇の開始を分かりやすく演出するため」というのが本当のところでは あるのだろうが、それ以上に納得いく解答を、ようやく得ることができた気がする。 阻止したいのは山々だが、本人が大真面目なので見送ってやらないと痛々しくて、そして可哀想な気持ちで いっぱいになってしまうんだ……。 ポーズを びしぃッ!と擬音が付く位に決めると同時に、居た堪れなくなって眼を放した隙に宙に向かって 放り投げられていた銃を勢い良く掴み、銃口をもう一度向けてくる。 同時に銃に模られている龍の目が、一瞬きらりと光り輝く。 そして、ヤツは高らかに名乗りを上げる。 「この僕、闇黒銃士(ダークス・シュヴァルツスリンガー)、時坂祥吾からはね!!」 言い放つと同時に、その背に巨大な ド と ン と !! の文字が書かれた書割が現れる。 頭痛が痛い。 ああ、本当に頭痛が痛い。 それ以外に、目の前の光景をどう評価したらいいのかわからない。 語彙が、センスが、足りないからだとは決して思いたくはない。だが自分には評価のしようがない。 なんだその無駄なポージングは? 某奇妙な冒険のつもりか? その所作に何の意味が?(*3) なんだその無駄にド派手な銃は? その装飾は本当に必要か? 目が光る必要あるのか? なんだそのドとンと!!の書割は? その書割には何の意味が? わざわざ出す必要は何?(*4) なんだその無駄にボロい黒マントは? どうせ飛行可能とかオートガードとかなんだろ? なんだその『真理眼』とかいうのは? ただ目がいいだけじゃどうして満足できんのだ? よし決めた。 元の世界に戻ったら、このトキサカ・ショーゴとかいうやつ、絶対に見つけ出して説教してやる。 そのために、この闇黒銃士とか言い放ちやがったこの Blockaded Black(封印されし黒き書)、殲滅してやる。 静馬の目が、真紅の炎の如く、赤く、紅く、燃え上がる。 その2へ その4へ トップに戻る 作品保管庫に戻る
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七つの虹の影と揶揄めいて呼ばわる大貧民街──外壁の更に外に広がるラソンブラ地区を連れ立って歩く二人組が居た。 数週間前、アルコ・イリスに流れ着いた死人使いインフェル・ヴェルノ・ネヴィカーレと、彼に取り憑く赤い死神グリムである。 虹の都で用事を済ませた後も滞在することを決めたふたりは、七つの大通りの何処でもなく、お世辞にも治安が良いとは言えない無法の土地を仮の宿にするべく選んだ。 光から遠く闇に近い場所ほど、己らに相応しいとばかりに。 「それにしてもあの塔はでかいな。外壁の外からでも良く見える」 建物が出鱈目に立ち並び、まるで迷宮のような様相を呈する道──何も知らぬ者を頑迷に拒み餌食とするような造りは虹影地区の気風そのものに近いとも言える──を、危うげなく進んでいきながら、ふと視界に入ったアルコ・イリス市街中央に佇む白亜の姿に、グリムは小さく感想を漏らす。 霊質の影響がさして強くない場所では自然とグリムが手を引いて歩くことの多くなる相手、インフェルへと話しかける声でもあった。 「ぼくには見えないけれど、精密な術式の群れと無数の魔力の塊が連なって、空まで届けとばかりに伸びているのは感じるよ。流石は大陸中に名高い"虹星の叡知(アルマゲスト)"だ。興味深いけど、長く直視すると目に痛いね」 グリムへと答えて返しながら、インフェルは軽く目頭を押さえて都市の中心部から目線を外す。物質的には盲いているが、その分魔力など本来見えざるものを過敏に感じ取るインフェルの目からすると、塔の偉容は太陽を仰ぎ見るようなものだった。 「興味があるならいっそ門戸を叩けば良かったではないか。お題目によると"虹星の叡知(アルマゲスト)"の魔術学院は『あらゆる学術の徒を受け入れる』らしいぞ?」 「ぼくに今更魔術学校の徒弟になれと? 霊媒術、死霊術は元来民間畑の魔術だよ、グリム。象牙の塔で、書物をなぞるだけでは修めえない。こと、この分野に限って言えば──ぼくたちの方が真理に近い」 からかうにも似て囃してくる死神に対して、つんと取り澄ますように血の気のない唇を尖らせたインフェルからは、珍しく確かな自負が覗く。 「インフェルも存外負けず嫌いよな。──まあ、己(おれ)としては、貴様が塔に近づかぬならばそれに越したことはないが」 「けしかけようとしたくせに?」 じいと、光のない白眼を向けてくる死霊術師へと、グリムは軽く肩を竦めて見せた。 「頷かぬと解かっていて言ったことだ。そう根に持つな。己が近づきたくない理由は、解かるだろうに」 「……グリムが塔に行きたくないのは、あそこから君の同属の臭いがするから?」 「ああ。気配からして『成り上がった』類だろうが、何処にどういう繋がりがあるともしれぬ。進んで顔を合わせたくはないな」 "堕ちた死神"──本来生と死、摂理の輪を正しく巡らせる役を担う死神でありながら、その職務に背を向けて存在しているのがこのグリムである。境界を渡り、生死の別を乱すといえる死霊術師を守護し、共に在る所からしても彼が種の外れ者であることは明白だった。 他の死神というのは、グリムにとってはできるならば会いたくない存在。下手をすればその場で交戦という可能性も否定できない相手であった。 もっとも、僅かに眇められた血玉の双眸に浮いていたのは、恐れなどという繊細な感情ではなく、億劫さを厭う色でしかなかったが。 「面倒臭いことになるのは御免だ。インフェルとしてもそうだろう?」 「うん。君に何かあるのも楽しくないし、そもそも、ぼく自体死神にも塔にも歓迎されるものじゃないし、ね。ほら、ぼくって、半分死体だし、動く禁術書みたいなもの、じゃない? 正体が知れたら、抹消対象か研究対象。どっちになると思う?」 白すぎるほどに白い手を、霧がかる新月の朧に過ぎる光に翳しながら、インフェルは小さく首を傾げて見せた。 都市の出入りにおいて問題になるような経歴こそない──元々アルコイリスは来訪者の市外での行動には沿う頓着しない土地柄であるが──ものの、死者の声を拾い上げ、その無念を晴らしながら旅をするインフェルには後ろ暗いことも少なくない。時に死者の側に立って動き、それと知られぬように法を犯したことも一度や二度では利かなかった。 そもそも死霊術には、『非常時や正当なる理由がある場合を除き、広域に対する破壊や汚染、無用の苦痛を与える、目に見えて残虐である、人の尊厳を侵す等の非人道的な魔法の使用を制限する』、世界的魔法盟約"最も疾き光の風"条約に置いて禁術指定、準禁術指定を受けるものが多い。 インフェルノの頭の中には、かの条約に諸に抵触する、師父より口伝で授けられた数多の死霊術の秘儀、良識ある魔術師が眉を潜めるようなおぞましい邪術の知識が数え切れぬほどに詰まっている。 また、彼の身体は、死霊術師の名門たるネヴィカーレ一族の秘術によって、半ば死に半ば生き、凍れる時を永く閲する不死者のそれだ。 不老不死の怪物。摂理の外に在る者。魔術的な研究価値はある意味では計り知れぬし、あるいは即座に抹殺されても文句は言えない。 「どちらになるとしても、だ。その時は、何を殺してでも守ってやる。貴様を連れて地の果てまで逃げおおせてやろうとも。己は貴様を気に入っているからな。インフェル」 繋いだままの手にほんの少しだけ力が入るのに、気づかぬグリムではなかった。強く、骨に届けとばかりに握り締めて返す。 青貝の髪の死霊術師を振り返り、赤い死神は、秀麗な顔を皹入らせるようにして、獰猛に笑った。 「おかしな話だよね、グリム。君こそ、ぼくみたいな中途半端はいちばんに消しにかからないといけないはずなのにねえ」 痛覚の鈍いインフェルにとっては、骨が軋るほどに手を包むグリムの力はけして悪いものではなかった。其処に確かに、己を想う相手がいると実感できたから。 答えるあまやかなウィスパーボイスは、皮肉げな言葉と裏腹に微かに震えて嬉しげだった。 「──そういう柵の何もかもが面倒になったから、己は死神から堕ちたのだ」 そう口にした後、グリムの唇から不意に亀裂の笑みが掻き消え、何かに気づいたようにモノクルの下の赤目を猛禽のように動かす。 次の瞬間、グリムは物も言わずに繋いだインフェルの手を己の方に引き、近づいた痩身を、素早く肩に担ぎ上げる。荷物を持つような抱き上げ方だった。 「グリム?」 「話に夢中になりすぎたな。ここが野良犬の巣窟だと忘れておったわ」 されるがままに肩の上、きょとんと白く濁る双眸を瞬いた青年へと、死神は不機嫌も顕わに零す。 夜の虹影地区をうろつく余所者ふたりを、獲物と定めた近隣の住人が集まってきたようだった。 近づく人の気配を敏感に読み取り状況を察したグリムは、いざという時に備えて、この状況では移動に多少難のある相方を直ぐ傍に引き寄せたのだ。 「囲まれている。大方、物盗りの類だろう」 「……本当、だ。前に三人、後ろに二人」 「どうする? 全員貴様の『お友達』になって貰うか?」 暗に皆殺しにするかと尋ねたグリムに対して、インフェルはゆっくりと首を横に振って見せた。 「そうだね。……それも悪くない。でも、ここには暫く滞在するつもりだから、初日からご近所に喧嘩を売るようなことはやめておこうよ。変に目をつけられたら、当分面倒くさいことが続くよ?」 「確かにな。ならば──撒くか。インフェル、大人しくしていろ。さもなくば、振り落とすぞ」 歪な建物たちの影、脇道から武装した人影が飛び出してくる──それよりも数瞬き疾く。 元より暴れるような性分でもない屍術師の腰に腕をしかと回しながら、赤髪の死神は、舗装されていない地面を蹴り、建物の上部へと一気に飛び乗った。 そのまま、息もつかずに幅の大きい跳躍を繰り返し、屋根から屋根へと移動。あっという間に先まで二人が居た場所が──獲物を見失って悪態を吐く男たちの声が遠ざかっていく。 「グリム、丁度良い。このまま真っ直ぐ東へ行ってよ。そこが目的地だ」 「心得た。しかし、初めからこうしていれば良かったな。七面倒くさい地上の迷い路など歩くのではなかった」 指示を出す青年に従って、風のように、あるいはましらの如く、時に脆いそれも混ざって出鱈目に立つ建物たちの上を、器用に踏み抜かず、跳び、駆けていきながらぼやくグリム。 インフェルはそれを聞くと僅かに口の端を持ち上げた。 「虹影地区の路地迷宮。ぼくは結構おもしろかったよ。くるくるくる、回り道。君と一緒に歩くの」 「時々、貴様は変なことを楽しいというな」 おかしな奴だといいたげに眉を寄せたグリムに、インフェルはそうかな、と小さく首を傾げる。 「今もまた違った意味でおもしろいけどね。こうやって運んでもらうと楽だし、早いし」 「出血サービスだ、感謝しろ。貴様は流石にこういった場所を跳び回るのは難しいだろうからな──この辺りで良いか? インフェル」 「じゃあ、後で肩でも足でも揉んであげる。ここで合ってるよ、グリム」 囁くように会話を交わす短い時間の内に、人間離れした脚力を誇る死神の足は、早々に目的地に辿り着いていた。 抱き上げられた姿勢から降りようとインフェルがもぞりと動けば、抜け出すより早くグリム本人の手によって地面に下ろされた。 自分の足で地面に降り立つと、見えぬはずの目でそれでも辺りを見回し、うん、と満足げに小さく頷く。 「グリム、なかなか、住み心地の良さそうな所だろう? ──今日から、暫く、この場所がぼくたちの家になるんだ」 それから、両手を大きく広げて、うたうようにインフェルは宣言した。 だが、ここは、宿でも貸家でもなんでもない。建物すらない。貧しくともぼろくともそれでも家が続いていたのが途切れ、ぽっかりと空き地のように開けていた。 冷たく、暗く、不浄を含んだ土のにおい。死のにおいが濃く漂う。 インフェルとグリムには慣れ親しんだ雰囲気に包まれていた。 だが、普通の人間にとっては、まともに暮らせるはずもない空間だ。 なぜなら、そこは。 霧が立ち込め、ごく薄い月明かりが照らし出すのは、びょうびょうと風が吹くばかりの、その場所は。 草生い茂り、振り返られず、朽ち行くばかりの──見捨てられた、墓地であった。
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本名 イムカ・グリムナー(イムカ・ラヴィニス・ヴァール・ウル・グリムナー) 性別 ♀ 年齢 224歳 身長 164cm 体重 49kg 所属 終焉の遠未来-銀河帝国上級政治将校(ロード・コミッサー) 容姿 金髪・紫眼の整った顔立ちのコーカソイドの女性で一見すると二十歳そこそこの容姿。 鈍色の外殻(カラパス)アーマーと政治将校の象徴たるブラックトレンチコートを着用しており、 名誉の証である幾つもの略綬に飾られたその胸は豊満である。 また、遠未来のホログラム技術により、訪れた世界・時代に合わせた様々な服装を再現できる。 性格 政治将校という立場に相応しく同情や慈悲といった人間的感情を排する軍人精神を有する。 が、これは後天的な教育によるものと、実戦がいかに厳しくおぞましいものかを完璧に理解しているからであり、 私人としては自信家ゆえの傲慢さこそあれ、性悪よりも性善を信じ、健やかで義理堅いという複雑な性格をしている。 ただし、割と酷いレベルの天然でもあり、物事を大げさに拡大させる傾向もあったりする。 能力名【最善への希求】 当人にとって無自覚な事象干渉系能力であり、 有り体に言えば生還という結果を引き寄せる危機状況に対する耐性。 その発現は受動的かつ無意識的ゆえに極めて隠密性が高い。 【発動要項】 彼女自身も意識的に発現できない。発現は自動的で、分岐する幾つもの結果より生存可能性を引き寄せる。 状況以上の結果にはなりえない。また、敵手が意図せぬ跳弾に急所を貫かれるといった突拍子もない事態も起こり得ない。 能力発現時、膨大な情報を処理するために脳に強い負担がかかる。当然、連続発現が過ぎれば脳の神経細胞が焼き切れてしまう。 【遺伝種子:適合率1/5】 終焉の遠未来における生物学的遺産による超人化技術。 遺伝子マテリアルを基に造られた各種器官の移植によって、 生体機能拡充など生来の能力の強化と共に全く新しい能力を獲得している。 イムカ・グリムナーの遺伝種子は重度の肉体損壊を経て適合率が低下。特性の幾つかを失ってしまっている。 【移植器官】 不眠器官(脳)…睡眠リズムと不眠状態への反応をコントロール。数日間に渡って活動が可能。 復讐の眼(眼球)…鋭敏な視覚を有し、暗闇の中でもある程度の視覚を維持できる。 補助心臓(心臓)…本来の心臓が停止した場合でも生体活動の維持が可能。 中和器(胃)…有毒あるいは本来食用に適さない物も消化可能。 【信仰の奇跡(人類の神なりし皇帝陛下)】 イムカ・グリムナーは、かつて人類の未来を切り開かんとした銀河帝国皇帝の敬虔なる信徒である。 あまりにも強く絶対的な信仰心と人体実験によって開いた門によって、幾つかの奇跡を授かるに至った。 奇跡の発動には強い精神力と具材を必要とするため、一日に三回までしか使用できない。 帝国において歪みの象徴たるサイカーと異なる奇跡の御業。しかし、魔術と奇跡の根幹に何程の違いがあるというのだろうか? 【信仰秘術体系】 初歩秘術…白熱光(具材:灯油)、大跳躍(具材:鷲の羽毛)、避難所(具材:錠前) 祝福秘術…隕鉄の祝福(具材:隕鉄の鏃)、異端者への防壁(具材:純銀の小鎚)、征戦(具材:???) 概要 銀河が数千世紀規模の戦争に陥るという過酷で慈悲なき世界の出身者。 強大な銀河帝国において、銀河全域から帝国官僚の子息子女が集う教育機関である帝国教導院(スコラ・プロジェニウム)を首席卒業したエリート中のエリートであり、 選抜歩兵(ストームトルーパー)として24歳まで豊富な戦闘経験を積み、遺伝種子受領後、政治将校に任官した。 以後、二世紀に渡る神なる皇帝陛下と帝国への不断の奉仕によりロードの称号を得るに至っている。 階位は連隊付政治将校(大佐相当)であり、敗北主義に陥った将兵を階級の区別なく射殺する略式処刑権限を持つ。 ある戦役を切っ掛けに帝国宗務局との関係を修復不可能なまでに悪化させており、結果として閑職に追いやられてしまった。 ゆえに第一線を退いた現在は、境界線世界の調査・テクノロジー探索という密使としての活動を行っている。 装備 【墳弾短銃】 小型ミサイルを射出する歩兵携行火器であり、至宝のひとつとして〝クレイトスの憤怒〟の銘を持つ。 発射されたボルト弾は推進剤によって空気を切り裂いて飛び、目標の装甲を貫通、内部で破壊的な爆発を起こす。 イムカの所有する墳弾短銃は、終焉の遠未来においても希少極まりない聖遺物として位置づけられており、 真に振るわれるべき戦場のみを例外とし、所有者の生死すらも考慮に値せぬほどに強固な機械的/神秘的封印が施されている。 神聖なるテクノロジーと赫々たる伝説の結晶そのものである聖遺物は軽々しく放たれるべきではないのだ。 【射撃補助機構】 ガントレット型パワーアシスト機構。墳弾短銃は常人が生身で撃つと複雑骨折、最悪腕が千切れ飛ぶほどの反動があるため、 電気刺激伝導性人工靭帯による補助が不可欠。またパワーアシストによる膂力は白兵戦にも不足なく対応できる。 【粒子短銃】 銀河帝国で最も一般的な制式歩兵補助火器。略式処刑にもこのレーザー銃が主に使用される。 大量生産・整備が容易で、安定した動作を誇り、大規模な兵数こそが強みの帝国軍に見事に適した仕様である。 また、共用パワーパックは再充電が可能で人命よりも遥かに尊ばれるべき資源・物資の節約に繋がっている。 麻痺モードから殺傷モードまで対象に応じた出力調整が可能。 【飛苦無(クナイ・ダート)】 異世界にて扱いを覚えた投擲用の小型苦無。コンバットベルトに複数本装備している。 苦無の持つ重量バランスと多機能性、そして独特の投擲術(賽印流苦無術)を気に入り愛用している。 【黒檀の旋棍】 熟練職工の手による黒檀製のトンファーバトン。打撃部位がセラマイト鋼で覆われており威力を増している。 優れた形状がもたらす機能性により、近接戦闘に移行した場合にも高い状況対応力を発揮する。 また長い柄を銃身とした仕込み銃の機能があり、アダマンチウム徹甲芯を備えた大口径高速弾が1発装填されている。 【リ・エグザイル】 神秘的なミスリル金属で構成されたリング状の随伴装備。 ジョシュアより譲り受けた短剣と聖鞭の融合物という出自もあって、極力な破邪の属性を帯びている。 エネルギーを増幅・軌道変更・転送する機能を持つが、テクノロジーとソーサリーが複雑に絡み合っており全貌は解明できていない。 普段はイムカの左腕に腕輪として装着。展開時には形状変化し、4つのリングに分裂する。 【政治将校特別軍装】 セラマイト合金装甲の外殻(カラパス)アーマーと衝撃吸収性炭素繊維からなる黒色のトレンチコート。 重装甲と呼ぶにはやや心もとなく、動きやすさと着用感を優先している。 【リフラクターフィールド発生装置】 極めて狭い範囲のみ有効なエネルギーフィールド発生装置。 所有者の周囲に屈折エネルギー場を展開し、一定の攻撃から所有者を護る。 屈折エネルギー場は負荷がかかると存外に剥がれ易く、到底過信は出来ない。 【C-PSYグレネード】 異能力を一時的に減衰させるフォース・パルスを放つディフェンスグレネード。 サイキック的に育成された特殊クリスタルが用いられており、コストパフォーマンスは劣悪。 あくまで気休め程度であるが、気休めが生死を分ける局面があるのも事実だ。 【標準携行投擲兵装】 フラググレネード…対人用手榴弾 クラックグレネード…対軽装甲用成型炸薬爆弾 サブミュニションディスペンサー…携帯型多弾頭誘導弾 【サーボスカル】 銀河帝国において、死後にあっても神なる皇帝陛下への奉仕を継続できるよう 数多の功績を遺した人物の頭蓋骨に反重力浮遊機構、記録装置、データベースなどの 様々な機器が接続された小型観測機体。銀河帝国では名誉ある器物として扱われている。 イムカの所有する浮遊髑髏のプログラムは狂気に陥っており、時折奇天烈な挙動を行う。
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フレイヤ(CV遠藤綾) 闘神である双子の妹。複数箇所にロックオンで きる魔法の弓、巨大な火炎弾を発射する杖など 魔力を使った遠隔攻撃用武器を使いこなす。 フレイヤ(CV遠藤綾)特徴 武器剣 大剣 弓 槍 杖 特徴 武器は3種類装備可能、ただし1種類は剣・大剣固定(MP回復用) MPは自動回復しないので自分で残量管理する必要あり 杖関係はどう見てもEDFの兵器です本当にありがとうございました 武器 剣 敵を斬るように、 Wiiリモコンで素早くポインターを動かすと、 ポインターが描いた線が軌跡となり、 敵に向かって放たれます。 また、Zボタンを押すと左手の盾でガードができます。 大剣 両手持ちの巨大な剣。 その刀身から繰り出される斬撃は絶大な威力を誇ります。 扱い方は剣と同じですが、 ポインターで線を描いてから斬撃が発生するまで、 やや時間がかかります。 弓 遠くの敵や空を飛ぶ敵と戦う場合に効果的な武器です。 A・Bボタンを押しながら、Wiiリモコンを引き、 十分に引き絞った状態で、 A・Bボタンを同時に放すと、矢が発射されます。 槍 長い射程を持ち、敵を貫通する槍。 Wiiリモコンを押し込む動作で、 ポインターの位置を刺し貫くことができます。***杖 杖 フレイヤの魔力に呼応する杖。 氷塊を生み出して敵に放つなど、さまざまな魔術が使えます。 扱いかたは杖によって異なりますが、 基本的にAボタンまたはBボタンで魔術が発動します。
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所在地:アメリカ合衆国ヴァージニア州オールドタヴァーン コビンの屋敷で後輩のスプリンターセル達に捕らえられたサムは 航空貨物でアメリカのブルーリッジ飛行場へ密輸された グリムから事の真相を聞いたサムは 安全に脱出するため飛行場の設備を破壊する ミッションの目的 エリア内のヘリと通信設備にC4を設置し、配電盤を破壊する。 獲得するガジェット スネークカム EMPグレネード フラググレネード C4 F-16格納庫 コステの説明によれば、サムを生け捕りにしたのは直接話がしたい人間がいたからだそうだ。 サムは貨物便でアメリカに送還され、ヴァージニア州オールドタヴァーンのブルーリッジ施設飛行場に連れて行かれた。 目を覚ますとグリムと複数の男が話をしているのが見える。 リードとその部下プレンティス大佐とロバートソン少佐だ。リードはグリムにサムを始末するように命令する。 薬を打たれそうになるとグリムに助けられ、事の顛末の一部を説明される。 現サードエシュロン局長トーマス・ジェフリー・リードはロシアからEMPを密輸しているが、その捜査を妨害して事実を隠蔽している。ブラックアローという民間軍事企業でEMPの研究をさせているらしい。リードは何者かに政治的に守られていて内部からは手を出せない。そのためサムに協力しろという。 断るサムにグリムはサラが生きているとほのめかし、その情報と引き換えに協力を取り付ける。 どうやらグリムに一杯食わされたらしい。 途中グリムにBでインタラクトするので怖いサムおじさんを堪能しよう。 グリムから車のキーを渡され、車を使うように言われる。車からは追跡用のGPSを外しているが、追跡されないようヘリを破壊せねばならないという。 このミッションの目的はマップ内各所にあるヘリや通信設備にC4爆弾を設置し破壊する事。画面上に目的地はマークされているのでそこへ向かって移動しよう。 ヘリ格納庫 グリムとの会話の後、外にいる敵を始末した後、机の上にあるC4を回収する。 先に進むと格納庫がある。内部にいる兵士を一掃し、ヘリにC4を設置しよう。内部は明るいが窓やオブジェクトを利用して行動しよう。警戒されると難しくなるのでステルス重視で行く方が無難。倒されるとC4回収前のチェックポイントまで戻される。面倒なので慎重に。 ヘリにC4を仕掛けた後、扉から出て次のエリアへ。ここに第一ウェポンストレージ。 兵舎エリア電力制御盤 次は配電設備を破壊する。兵舎近くの配電盤へ向かう。 兵舎近くの制御盤までのエリア内はかなり明るいので遮蔽物や建物を利用しよう。ラストノウンポジションを利用して敵をおびき寄せたあと、死角をすり抜けるのもあり。制御盤を破壊したら次のエリアへ。ここに第二ウェポンストレージ。フラググレネードを使えるようになる。 通信用パラボラアンテナ 制御盤破壊後グリムから通信が入り、追跡をまくのを確実にするため通信用パラボラアンテナを破壊してくれという。 格納庫内とパラボラアンテナまでの間にかなりの敵兵がいる。暗闇を利用し確実に始末する。 脱出 通信設備にC4を設置してからがこのマップの本番。エリア全体に警戒態勢が敷かれ、どこからともなく敵兵が押し寄せてくる。明るい場所を強行突破するのは危険なので、大きな格納庫内の明かりを消し、少しずつ確実に片付けていこう。 目標地点にたどり着き、制御パネルを操作してゲートを閉鎖すればこのエリアはクリア。 会話聞き耳ポイント C4の前 インドネシアの作戦(2作目パンドラトゥモローの事)、サードエシュロンが真のワンマンアーミーを育ててしまった話 ヘリの前 ヘリの塗装の話 エンジンの下 上司と部下 倉庫内 聞き取りにくいが任務の話? 名前 コメント
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グリムワンド(ぐりむわんど) 概要 デスティニー2に登場した杖系の武器。 登場作品 + 目次 デスティニー2 関連リンク関連品 ネタ デスティニー2 伝説に登場する幻想の力を秘めた権標口伝を書物にまとめた兄弟の名を冠する 杖の一種。攻撃+340。 アクアヴェイルの装備屋で19500ガルドで買える。 分類 杖 アイテムLv. 攻撃 340 命中 0 クリティカル 0 詠唱速度 0 買値 19500 売値 9750 リファイン変化 装備者 リアラ・ハロルド 入手方法 店 ハイデルベルグ・装備屋(最終現代)アクアヴェイル・装備屋 落 ディアボロス(1%) 盗 ディアボロス(4%) ▲ 関連リンク 関連品 ▲ ネタ 名前は「無慈悲な杖」という意味。 ▲
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モンスター図鑑 No.160 グリンシュ グリンシュ No.160 レア度 5 レベル 1 最大Lv01 スキル なし 進 化 素 材 コスト 1 HP 1000 1000 能力 なし 属性 光 攻撃力 50 50 Lスキル なし 攻撃回数 3 3 進化元 なし EXP 進化先 なし 生息地・入手方法 ダンジョンドロップ (グリム神殿(難) 等) 進化・合成情報 なし スキル・Lスキル なし 備考 コメント コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2012/02/07 Tue 00 35 06 更新日:2023/06/14 Wed 21 37 34NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 みんなヤラれるー! アニメ カートゥーン カートゥーンネットワーク スカパー ビリー マンディ マックスウェル・アトムス 海外アニメ 狂気 ビリー マンディは、カートゥーンネットワークで製作されたアメリカのアニメ番組。日本ではスカパーで視聴する事が出来る。 数あるカートゥーン作品の中でも特にブラックユーモアの要素が多く、脳みそを吸われたり町中がゾンビだらけになったり頭と胴体が別々になったりとなかなかエグくてカオスな癖のあるカートゥーンである。 基本的にビリーとマンディとグリムの3人を中心に話が進み、人類が絶滅しようと世界が崩壊しようと次の話では何事も無かったかのように話が進む。 登場人物 ■ビリー CV:佐藤まさよし(日本)/リチャード・ホーヴィッツ(アメリカ) 「みんなヤラれるー!」 主人公の1人。 バカ。人の話を聞かないバカ。聞いても理解していないバカ。だがなんとなく憎めない。 巨大な鼻が特徴の少年。作中で一番といっても過言ではないレベルのおバカで、空き瓶に尻を突っ込んだり、マヨネーズ・スカンクオイル・おしっこなどを混ぜた臭い袋なるものを作ったり、バター味の靴下を食べたりと常識が著しく欠けている。てか汚い。酷い目にあっても常に笑っている。 嫌いなモノは虫とピエロ。 ■マンディ CV:森屋さちよ(日本)/グレイ・デライル(アメリカ) 「ロマンスは弱虫がするものよ。」 主人公の1人。 とても頭が良いが、世の中全てがつまらないと思っており常に不機嫌な顔をしている。 常に他人を見下し何事にも動じないため、両親からも恐れられている。それ故友人と呼べる者はビリーとグリムくらいしかいない。 いつもはビリーをからかっているが、ビリーがピンチになるとなんだかんだ言って助けようと尽力する。 ちなみに、マンディが笑うと世界が崩壊する。 ■グリム CV:三宅健太(日本)/グレッグ・イーグルス(アメリカ) 「私が怖くないのか!?よーく見ろ、骸骨だぞ!?」 主人公の1人。 骸骨の体に黒いローブ、鎌を持ったステレオタイプの死神。 作中屈指の常識人。第1話でビリーのペットのMr.スナグルスの命を刈るために現れた。ビリーとマンディとのリンボー勝負に負けてしまったため一生2人の友達となるハメになった。 2人に友達という名のパシリとして扱われている事に本人は不服なようだが、けっこう充実した生活を送っている。 持っている鎌は地下世界のモノを呼び出したり、異世界への扉を開けたり、魔術を行ったりと高性能。ちなみにグリム以外でも簡単に使え、よく盗まれる。 ■ハロルド CV:巻島直樹(日本)/リチャード・ホーヴィッツ(アメリカ) ビリーの父親。息子とよく似た容姿。 息子ほどではないが、おバカで危険な発言が多い。 ■グラディス CV:細野雅世(日本)/ジェニファー・ヘイル ビリーの母親。息子や夫に比べればまともだが、それでもアレな性格。ヒステリーを起こしやすい。 グリムを嫌っているが、息子の友人としては認めており普通に会話もする。 ■マンディの両親 まともな人だが、マンディを恐れている。父親は息子がよかったらしい。 ■アーウィン CV:よのひかり(日本)/ヴァネッサ・マーシャル(アメリカ) ビリーとマンディのクラスメイトで、ビリーの親友。褐色の肌のインド系でメガネをかけている。 最初は普通のクラスメイトだったが、回を重ねるごとにマンディのストーカーになり果てており、マンディのロッカーの中に入って舐めたライムを差し出したり、バナナの仮装をして「そそられな〜い?」などと発言したりする。キモい。当然、マンディからは判りやすく嫌われている。キモい。 ■ミンディ CV:細野雅世(日本)/レイチェル・マクファーレン(アメリカ) ビリーとマンディのクラスメイト。赤毛を後ろに束ねた少女。 プライドが高く自己中心的な性格。ビリー・マンディ・グリムの三人組をバカにしており特にマンディを敵視しているが、相手にされていない。 ■スパーグ CV:巻島直樹、堀本等(日本)/グレッグ・イーグルス(アメリカ) ビリーとマンディのクラスメイト。乱暴者でいじめっこ。 「パンツ吊り」というパンツを後ろから掴んで持ち上げるイジメをしており、主な被害者はビリーやアーウィン。 ■ナーゴル CV:世田壱恵→近藤広務(日本)/デビッド・ワーナー→マーティン・ジャービス(アメリカ) 地底世界に住む生物。異常なまでに友達を欲し、洗脳してでも友達を作ろうとしていた。真っ黒な体だが、洗うと普通の人間の体が表れる。 後にビリーのおばのシスと結婚し、息子をもうける。 ■フレッド・フレッドバーガー YES! CV:渡辺英雄(日本)/C・H・グリーンブラット(アメリカ) うざい。あのビリーが嫌悪するほどうざい。 黄緑色の地底生物。好きなものはナチョスとフローズンヨーグル YES! 追記・修正は空き瓶に尻を突っ込んだり、マヨネーズ・スカンクオイル・おしっこなどを混ぜた臭い袋なるものを作ったり、バター味の靴下を食べたりしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 三つの願いの回は何がとドラえもんのどくさいスイッチみたいな話だったなぁ -- 名無しさん (2017-12-09 01 38 59) ハロウィン回でのジャックの話は、グリムが死神であることと鎌の恐ろしさを再認識させてくれた。 -- 名無しさん (2021-12-20 19 17 01) 名前 コメント
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世界昔話シリーズパソコンえほん アスキーの世界昔話シリーズ、18作品のパッケージ写真です。 もともと「全60巻」という触れ込みですが、おそらく、20巻分のみが実際に販売されたものと思われます。 企画・開発 :大阪メディカルコンピュータ株式会社 発行 :株式会社アスキー 演出 :横田義彰 ナレーター :横沢啓子、麻上洋子 作曲 :川勝陽一、横田義彰、戸満好 演出・効果 :川勝陽一 技術 :佐伯英則、須藤力 録音 :株式会社現音舎 表紙イラスト:久野仁、渡辺明、寺門均、阿部隆、黒木美和 推薦 :児童心理学者 愛原心理研究所所長 愛原由子 参考URL:Tagoo 取扱説明書(パソコンえほん) 取扱説明書(ぬりえ機能) 取扱説明書(おえかき機能) パンフレット 第1期20巻の紹介 第1期全20巻 No.1 シンデレラ 原作/ベロー No.2 赤ずきんちゃん 原作/ベロー・グリム No.3 すずの兵隊さん 原作/アンデルセン No.4 みにくいあひるの子 原作/アンデルセン No.6 イワンのばか ロシア伝承 No.7 ブレーメンの音楽隊 原作/グリム No.9 おばけのびんづめ 原作/グリム No.10 北風のくれたテーブルかけ ノルウェー伝承 No.11 マッチ売りの少女 原作/アンデルセン No.12 三びきの子ぶた イギリス伝承 No.13 おやゆび姫 原作/アンデルセン No.14 命をかけた友情 ローマ伝承 No.15 黄金のしか インド伝承 No.16 おおかみと少年 原作/イソップ No.18 赤いくつ 原作/アンデルセン No.19 ナイチンゲールと皇帝 原作/アンデルセン No.20 ジャックと豆の木 イギリス伝承 No.22 がちょう番のむすめ 原作/グリム No.23 鐘を鳴らしたきじ 朝鮮伝承 No.29 白雪姫 原作/グリム No.1 シンデレラ 16KB 32KB No.2 赤ずきんちゃん 16KB 32KB No.3 すずの兵隊さん 16KB 32KB No.4 みにくいあひるの子 16KB 32KB No.6 イワンのばか 16KB 32KB No.7 ブレーメンの音楽隊 16KB 32KB No.9 おばけのびんづめ 16KB 32KB No.11 マッチ売りの少女 16KB 32KB No.12 三びきの子ぶた 16KB 32KB No.13 おやゆび姫 16KB 32KB No.14 命をかけた友情 16KB 32KB No.15 黄金のしか 16KB 32KB No.16 オオカミと少年 16KB 32KB No.18 赤いくつ 16KB 32KB No.19 ナイチンゲールと皇帝 16KB 32KB No.20 ジャックと豆の木 16KB 32KB No.22 がちょう番のむすめ 16KB 32KB No.29 白雪姫 16KB 32KB 本日: -